高音質CDはリッピングする人には関係ない


普通のCDと新開発「Blu-spec CD」を聴き比べてみる」を読んで。


ちょっと前に「高音質CD技術は本当に高音質になっているのか? - 北の大地から送る物欲日記」で取り上げた高音質CDの聴き比べ記事。


なお、試聴用のサンプラーディスクを持ち帰り、通常のCDとBlu-spec CDをそれぞれリッピングしてコンペアしたところ、両ディスクに収録されているCD-DAデータはまったく同じであることが確認できた。

普通のCDと新開発「Blu-spec CD」を聴き比べてみる

ディスクの材質や作成方法などを変えたことによって高音質化したかどうかを比較するためには、まったく同じデータを記録したもので比較しないといけないので、ここは重要な要素。



リッピング(CDの情報をPCに取り込む操作)して比較すると両ディスクに収録されているCD-DAデータは全く同じであることが確認・・・同じなんですよね。

市販の高音質CDがいままでのCDと同じデータが記録されているとすると、リッピングしてPCに取り込んでから聴くスタイルの場合には、どちらのCDでも全く同じ音質になるので高音質CDの存在意味はなさそうです。高音質CDが高音質であるとしたら、あくまでCDプレーヤーで再生する場合においての話。



CD取り込み派としては、今までのCDだろうが高音質CDだろうが、元の音源ソースが変わっていなければ違いはないので、より手軽に確実に入手できる音楽配信の方にもっと力を注いでいただきたいところ。