Thunderbirdでメールに付けた添付書類が化けるトラブル


ここしばらく、MacWindowsの両方を使っていて、どちらでも同じく使えるメインブラウザをってので、ずっとFirefoxをメインブラウザにしてて、その絡みもあってメーラーThunderbirdにしてたんだけど、たまに添付書類がうまく受け取れないってトラブルがありました。


仕事でよく添付書類を送る相手がEudoraを使ってて、結構な率で添付書類のファイル名が化けてしまってうまく開けないトラブルに見舞われていたのは、どうやらこれが原因だった模様。

Thunderbird 1.5 は、RFC 2231 と呼ばれる標準規格に準拠し、メッセージを送信する際ヘッダ (本文の前に付加されるメタ情報) に書き込む添付ファイル名の形式に変更を行いました。ファイル名が長い場合、または日本語などマルチバイト文字を含むファイル名の場合、これまでとは異なる形式が使用されます。

この規格に対応していないメールクライアント (OutlookOutlook Express、一部の携帯電話など) で、こうしたヘッダの付いたメッセージを受信した場合、ファイル名が復元されません。その結果、文字が途切れる、「att」で始まる名前に置き換わる、あるいは添付ファイルそのものが認識されない、といった現象が起こり得ます。

標準規格に準拠したが故に、それに対応してないメーラーでトラブっちゃうという。メーラーはそう簡単にほいほいと乗り換えるわけにいかない(過去のメール資産を引き継ぐのが、たいてい面倒なので)ので、昔のメーラーとのトラブルはいつまで経っても続きそうですね・・・はぁ。

とりあえずパッチがあったので、それ当てて標準規格準拠を無効にしておきました。これでトラブルは解決するはず・・・。